【Blender】Blender2.8 レンダーパスを出力する
レンダーパスを設定する
下記のレンダリング結果をパスごとにわけます
レンダーパスですが、デフォルトでは下記のように
「統合」と「Z」にチェックが入っています
今回はアンビエントオクルージョン(AO)を追加します
アンビエントオクルージョンは
Eeveeの設定でチェックを入れないと効果があらわれないので
下記をチェックします
各レンダーパスのチェックをON/OFFする事で
コンポジットノードのレンダーレイヤーで
下記のように変更が行われていることがわかります
今回は「統合」と「アンビエントオクルージョン」の2つをチェックする事にしました
レンダーパスをファイル出力する
レンダーパスの設定ができたら
コンポジットノードを編集します
「SHIFT + A」からノードを追加します
「ファイル出力」を追加します
ファイル出力のプロパティーをひらいて
※ファイル出力のノードを選択した状態で「N」キーで開くことができます
「基本パス」はファイルを保存するルートディレクトリーです
デフォルトで「image」というサブパス名が設定されています
「サブパス」を指定する事でルートディレクトリーで指定したフォルダへ
ファイル名をつけて保存する事ができます
「入力に追加」ボタンを押すことでファイル出力先を増やすことができるので、1回クリックしてファイル出力先を1つ追加します
基本パスをC:\tmp\とし
「Image」の名前を変更して
1つ目を「Master」
2つ目を「AO」
としました
ファイルフォーマットはPNGを使用しました
「レンダーレイヤー」の「画像」と
「ファイル出力」の「Master」、
「レンダーレイヤー」の「AO」と
「ファイル出力」の「AO」をつなぎます
それではレンダリングしてみます
「F12」※ファンクション12 を押すとレンダリングが開始されます
「tmp」フォルダに2つのファイルが出力されました
このように要素(レンダーパス)を分けて出力する事ができます
※少し文字が多くなって分かりづらかったらすいません
レンダーパスをフォルダ別に出力する
やり方がわからなくて、結構悩んだので、記事にします
仕事ではAEでコンポジットする事が多いので
フォルダ別にレンダーパスが分かれていると
そのままドラッグしてAEにぶち込めるので便利なんですよ
ということで、レンダーパスをフォルダ別に分ける方法
要はファイルサブパスの記述方法なのですが
フォルダに保存したい場合は
\AO\
と記述する事でフォルダに保存できます
さらに
\AO\AO_##
と記述すると以下のように保存されます
ルートフォルダにきちんとサブフォルダができてます!
フォルダの中をそれぞれ見てみると
ときちんと出力されていました
\AO\AO_##
と記述しましたが、#は連番の桁数を指定できます
4桁の連番にしたければ
\AO\AO_####
となります
※アンダーバーは仕事上の習慣で、数字の前につけるようにしていますが、かならず必要なものではありません